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先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)

母と子

こんな病気:生まれつき甲状腺ホルモンの分泌が少ない病気です

 

生まれつき甲状腺ホルモンの分泌が少ない病気で、治療が遅れると成長・発達に遅れが出ますが、生まれてから早い時期に診断され治療を続けると、成長・発達に影響することはありません。

 

症状:症状が出る前に、マス・スクリーニングで発見されます

 

黄疸が続く、元気がない、体重が増えないなどの症状が出て、次第に成長や発達が遅れます。

 

症状が出ず、病気が何かもわからないまま、そのまま過ごし、成長や発達が遅れることもあります。

 

以前は診断のつきにくい病気だったので、早い時期に治療を始めることができず、成長や発達の遅れを取り戻すことが難しい病気でした。

 

しかし、現在では、ほとんどの場合、新生児マス・スクリーニングで発見されて、早期から治療を行っているため、成長や発達に遅れが出ることはありません。

 

治療:不足しているホルモンを補います

 

マス・スクリーニング検査で疑いがあるとされた場合、改めて検査をして、甲状腺ホルモンの分泌が悪いという可能性が強ければ、チラーヂンSという薬で不足しているホルモンを補います。

 

ホルモンが不足しないように、毎日飲み続ける必要がありますが、本来体でつくられているホルモンを補充するので、適切な量であれば副作用の心配はありません。

 

乳幼児は成長が早く、体重の変化が大きいので、薬の量が短期間で変わっていきます。

 

必要量さえ補えば、なんの症状もなく過ごせるのですから、定期的に検査を受けながら、必要な量のホルモンを補うことが重要です。




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