赤ちゃんや乳幼児が病気や怪我をすると心配ですよね。



貧血(ひんけつ)

母と子

こんな病気:乳幼児は、鉄欠乏性貧血がほとんどです

 

貧血には、造血量が不足して起こるもの、赤血球が壊されやすくて起こるもの、さらに慢性の出血性疾患があって起こるものがあります。

 

赤ちゃんや子供の貧血では、造血が間に合わない、鉄欠乏性貧血がほとんどです。

 

原因:赤血球の産生が成長に追いつかないためです

 

乳幼児期は、成長の著しい時期です。

 

循環血液量が増えるのに対して、生まれてしばらくの間は、骨髄での赤血球の産生が十分ではありません。

 

そのため、血液が薄くなることが多いのですが、これは生理的な貧血なので心配いりません。

 

母乳栄養の赤ちゃんで、ママが貧血の場合は、赤ちゃんも貧血になることがあります。

 

また、離乳期以降は、食事の中の鉄分が不足して、貧血になることがあります。

 

症状:顔色が悪くなることもあります

 

貧血がひどくなると、顔色が悪い、不機嫌な状態が続く、発育が悪いなどの症状が起こりますが、そのようになることは稀で、血液検査などで発見されることが多いようです。

 

治療:食事療法や鉄剤などの造血剤を飲みます

 

レバー、肉、魚、海藻、大豆、ホウレンソウや小松菜などの緑黄色野菜など、鉄分を多く含んだ食品をできるだけ食べるようにします。

 

鉄分が多く含まれるフォローアップミルクをおなかの調子をみながら使ってもいいでしょう。

 

乳児期や貧血の状態がひどいときは、鉄剤などの造血剤を飲みます。

 

溶血性貧血

 

赤血球が壊れやすいため、貧血が起こるものです。検査をすると、ビリルビン値が高くなっています。

 

まれに黄疸がひどくなることもあります。

 

原因は2つあります。

 

ふつうは円盤状をしている赤血球が、球状あるいは楕円状をしているため、壊れやすくなっている、球状赤血球です。

 

これはなんらかの原因で、赤血球の膜の抵抗力がないために球状になり、壊れやすくなっているものです。

 

5歳以上になったときに、手術で脾臓を摘出することによってよくなることもあります。

 

稀ですが、赤血球に含まれている酵素に異常があって、壊れやすいこともあります。

 

貧血がひどいときは、輸血することもありますが、今のところ決め手となる治療法はありません。

 

ただ、ある程度の貧血があっても、人間はその状態に順応することができますから、それほどひどい症状が現れずに済むこともあります。

 

再生不良性貧血

 

骨髄に障害があって、赤血球、白血球、血小板のすべての血液細胞が減少する貧血です。

 

乳幼児期に起こることは稀で、学童期以降に起こる場合がほとんどです。

 

顔色が非常に悪く、疲れやすい、軽くぶつけただけであざができやすい、鼻血や歯茎から血が出やすくなかなか止まらないなどの症状が現れます。

 

出血が長引かないように止血剤を使う、副腎皮質ホルモンやタンパク同化ホルモンを投与するなどの治療をします。

 

症状が重いときは、骨髄移植をするのが、最良の治療法です。




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