赤ちゃんや乳幼児が病気や怪我をすると心配ですよね。



突発性血小板減少性紫斑病

母と子

(とっぱつせいけっしょうばんげんしょうせいしはんびょう)

 

こんな病気:血小板が減り、出血しやすくなる病気

 

血小板の破壊が異常に進むため、血小板の寿命が短くなって、出血しやすくなる病気です。

 

急性型と慢性型がありますが、子供の場合は、80〜90%は急性のもので、早ければ1週間以内、遅くとも1〜2か月前後で正常に戻ります。

 

症状:かぜや風疹などのウィルス感染の後に起こりやすい

 

大部分はウィルス感染に引き続いて起こります。風疹(三日ばしか)の感染後に起こることが多く、そのほか、かぜ症候群(上気道炎)やはしか(麻疹)、水ぼうそう(水痘)などの後にも起こります。

 

また、稀に予防接種後に起こることもあります。

 

症状:独特に出血斑やあざができます

 

ふつうは血液1立方ミリメートルあたり15万以上はある血小板が、10万以下に減ります。5万以下になると、出血しやすくなり、皮下に出血斑やあざができたりします。

 

2万以下になると、鼻血が止まらなくなったり消化管出血、頭蓋内出血(ICH)などの大出血を起こすこともあります。

 

かぜ症状があり、それに引き続いて1〜2週間後に、最初は目の周りや胸などに真っ赤な、針で刺したような点状の出血斑が出ます。

 

とくに泣いたときに目立ちます。

 

この紫斑は定規などで押しても消えないので、ほかの発疹性の感染症と区別がつきます。血液検査をすれば、すぐに診断がつきます。

 

治療:自然に治ることも多いが、ひどく減少したときは薬が必要

 

血小板が1立方ミリメートルあたり8万以上あるときは、自然に治ることが多いので、そのまま様子をみます。

 

5万以下になったときは、大出血を起こす心配があるので、治療が必要になります。

 

治療としては、副腎皮質ホルモンの服用などがあります。

 

出血がひどいときは、血小板を輸血してもすぐに血小板が壊されてしまうので、ガンマグロブリンを大量に投与します。

 

頭蓋内出血(ICH)などの危険な出血があるときは、薬物治療と併用して、血小板輸血をすることがあります。

 

慢性血小板減少性紫斑病

 

血小板減少性紫斑病のなかで、半年以上たっても血小板の数が増えない状態をいいます。

 

ごく稀ですが、この場合は、副腎皮質ホルモンや免疫抑制剤などを投与しながら様子をみます。

 

脾臓や肝臓で血小板が壊されることが多いため、検査の結果、脾臓で壊されることがわかったら、5歳過ぎに手術で脾臓を摘出することもあります。




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