赤ちゃんや乳幼児が病気や怪我をすると心配ですよね。



斜頸(しゃけい)

母と子

こんな病気:向き癖が強く首にしこりができます

 

しこりなどがあって首を自由に動かせない病気です。

 

1000人に3〜5人の割合で起こります。

 

90%は筋性斜頸といって、首の筋肉(胸鎖乳突筋)にしこりがあり、その筋肉が引っ張られて首が曲がるものです。

 

しこりの大きさは、大人の小指くらいの小さいものから、親指大のものまでいろいろです。

 

寝ている時間の長い乳児期は、どちらか一方だけを向く、という向き癖のある赤ちゃんが多いものです。

 

しかし斜頸の場合は、このような向き癖と違って、首にしこりがあるので、診断がつきます。

 

赤ちゃんが向いている方の反対側の首の筋肉に、指先くらいのしこりがあったら、斜頸のことが多いものです。

 

向き癖は、赤ちゃんが自分で首を自由に動かせるようになると、自然に治ります。向き癖がひどくて斜頸になることはありません。

 

治療:自然に治ることが多く、手術することはごく稀です

 

筋性斜頸でも、80〜90%は何もしなくても1歳ごろまでには自然に治ります。

 

しこりをとるためのマッサージなどをするのは、しこりや周辺の組織が傷ついてしまい、かえって自然治癒を妨げることになるのでやめましょう。

 

赤ちゃんが向いている反対側から声をかけたり、ドーナツ枕などを当ててなるべく首をまっすぐにして寝かせるようにする、などのケアをして、様子をみます。

 

1歳を過ぎても治らない場合は、しこりのあった筋肉の筋を切る手術をします。

 

とくに、頭や顔の形が歪んでくるようなタイプは、手術が必要です。

 

手術は2〜3日の入院で済む簡単なものですが、その後1か月くらい装具をつける必要があります。

 

そのため装具をつけられるようになる1〜3歳ごろに行います。

 

斜頸のごく一部に、骨の異常や首の周囲の炎症、斜視などが原因になっていることがあります。

 

心配なら、一度整形外科で診察を受けてみましょう。




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