赤ちゃんや乳幼児が病気や怪我をすると心配ですよね。



血管腫(あざ)

母と子

いわゆる「赤あざ」と呼ばれるものの代表です。

 

原因としては、生まれつき血管の数が多い場合や、単に血管が拡張している場合、生まれてから血管を構成している細胞が増殖した場合があります。

 

単純性血管腫

 

皮膚の毛細血管の数が生まれつき多いために、赤く見えるあざです。色がワインに似ているので、ポートワインステインともいいます。

 

生まれた時からある、境界線がはっきりしている平らなあざですが、大きさや色は個人差があります。

 

普段は目立たないけれど、入浴後に目立つという場合もあります。

 

年齢とともに濃くなったり、部分的に盛り上がってくることもあります。

 

自然に消えることはありません。

 

レーザーで治療できます。完全に消えるものもありますが、血管腫の場所や色調によっては完全に消せないこともあります。

 

おでこ、目の周りなど顔の広い範囲にある単純性血管腫(スタージウエーバー症候群)は、緑内障やてんかん発作などを合併することもあるので、一度きちんと検査を受けておくと安心です。

 

いちご状血管腫

 

血管を構成している細胞が増える赤あざです。生まれた時には気づかれず、大抵の場合は1週間くらいして点状の赤いあざができ、だんだん盛り上がって広がっていききます。

 

表面がいちごのようにブツブツしているので、この名前があります。

 

体のどの部分にもできます。

 

ふつうは6か月ごろまで大きくなりますが、だんだんに色がくすみ始め、小さくなっていきます。

 

ほとんどの場合は、6〜10歳くらに消えますが、大きいと皮膚のたるみが残ることもあります。

 

いちご状血管腫では、なるべく大きくならないうちに、消えていくようにすることが大切です。

 

そのためには、圧迫療法(ガーゼなどで圧迫しておく)やレーザー治療が効果的です。

 

まぶたにあって、目を塞いでしまい、視力低下を起こす可能性がある場合や、口の中にあって呼吸に差しさわりがあるなど重大な障害が予想されるときは、ステロイド内服治療を行います。

 

サーモンパッチ(正中部母斑)

 

皮膚の毛細血管が拡張しているために、境界線がぼんやりした、色にもむらのあるあざです。

 

顔の正中線にありますが、自然に薄くなることが多く、1歳ごろにはほとんどが消えます。

 

うなじにあるときはウンナ母斑と呼ばれますが、この場合は、自然には消えにくいようです。

 

海綿状血管腫

 

やや青みがかった、触れると硬い赤あざで、年齢とともに多少大きくなります。

 

小静脈の血管数が増えたり、拡張することが原因です。

 

自然に消えることはありません。

 

治療法は、アルコール注入による硬化療法や外科的な手術が行われます。




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