赤ちゃんや乳幼児が病気や怪我をすると心配ですよね。



赤ちゃんの検査ガイド

母と子

検査を受ける前に

 

検査は直接その子どもの体を調べる検査(生体検査)と、その子どもからとった材料(検体)を分析する検体検査があります。

 

生体検査は

 

  1. 生理的検査:血圧、心電図、脳波など、体の生理的反応や機能を判定
  2. 負荷機能検査:刺激や負担を与えて反応を測定、臓器の状態を診断
  3. 画像診断:X線、超音波、電磁波などを利用して、頭部、腹部などを画像化する検査

 

などがあります。

 

検体検査は、尿、血液、便、痰、手術などでとった組織片などを調べ、検体の物理化学的な検査、形態学的検査、免疫・血清学的検査などを行います。

 

検査を受ける時は、ママやパパはどんなふうに調べるのか、何がわかるのか、気になることなどをきちんと聞いておきましょう。

 

いろいろな検査をして人体に影響はないの?と気になるパパやママも多いようですが、病気や異常が疑われる場合は、検査をしてどのような状態なのか、治療が必要なのかなどをきちんと調べておく必要があります。

 

また、検査は、ごく簡単に手軽にできるものから、心臓カテーテルのように手術並みの準備が必要なおおがかりなものまでいろいろとあります。

 

ママやパパが検査に対して不安や心配を持っていると子どもにも敏感に伝わってしまいます。

 

ママやパパは、まず自分が検査のことを知り、子ども自身にもわかる範囲で話してあげましょう。

 

検査によっては、子どもを眠らせたり、麻酔をかけたり、絶飲食をしなくてはいけないこともあります。

 

検査をするスタッフの指示をきちんと守ってください。

 

検査の結果についても、ちゃんと聞いておきましょう。

 

子どもの健康管理にも役立つはずです。

 

(もし薬のアレルギーなどがあるときは、事前にきちんと医師に話しておきましょう)


赤ちゃんの検査ガイド記事一覧

胸部X線検査

学校などの健康診断でもおなじみの胸部X線(レントゲン)検査は、肺や心臓などの病気について多くの情報が得られます。胸部をフィルムに押し当て、背中からX線を照射すると、病巣の有無、大きさや位置などがフィルムにはっきりと映し出されます。検査の場所:X線検査室放射線を使うので、保護者は原則的に外で待つことに...

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骨・関節X線検査

骨や関節をX線撮影すると、骨や関節の形や成長具合、配列などがわかります。赤ちゃんや子どもの場合、先天性股関節脱臼、骨折、多指症など手足の異常が疑われるときに、骨・関節X線検査を受けます。胸部X線検査と、検査の場所、やり方、時間などは基本的に同じです。検査のやり方検査したい部分を、X線診断装置に押し付...

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腹部超音波検査

妊娠中、おなかの赤ちゃんの成長をみた超音波検査と同じものです。超音波は、人間の耳では聞こえないぐらい周波数の高い音で、一定の方向に直進する性質があります。ですから、体内に超音波を当てると、体内の臓器の形や組織の状態によって、いろいろな反射の仕方をします。その反射波(エコー)を受信して、モニターテレビ...

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CT検査

X線CT検査は、人体の横断面に約1cmおきにX線をあてて、そこで得た情報をコンピュータで解析し、断層画像にして、体内の様子を調べる検査です(コンピュータ断層撮影検査ともいいます)。赤ちゃんや子どもの場合、頭部外傷などで脳の中に出血がないか、水がたまっていないか、頭蓋内の様子をみるのによく使いますが、...

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MRI検査

エム・アール・アイ検査とは耳慣れない名前ですが、磁気共鳴診断装置ともいいます。人間の体内にある弱い磁気を、強力な磁気や電波で揺さぶり、画像化する診断法です。X線CT検査に比べると、X線CT検査は横断面の画像しか得られませんが、MRIは縦、横、斜めといろいろな方向の画像を見られます。磁気や電波を使うた...

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脳波検査

脳はその活動に伴って非常に微量な電流を流し続けています。頭皮でその電流を測り、増幅器にかけ、波形として記録するのが脳波検査です。脳の意識障害、頭蓋内の病気、てんかんなどの病気の疑いのあるときのほか、赤ちゃんや子どもの場合は、ひきつけや頭を打ったあとなど、検査することもあります。検査の場所脳波検査室(...

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聴性脳幹反応検査(ABR)

難聴など耳の聞こえが悪い時や神経系の病気が疑われるとき、聴覚を司る神経に問題があるかを調べます。また、脳幹部の反応がわかるので、脳死の判定にも使われます。検査の場所聴性脳幹反応の検査器がある場所検査のやり方ベッドに寝かせて、ヘッドホンをつけます。そのままの姿勢で、いろいろな音の刺激を与えて、その反応...

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平衡機能検査

耳の中にあり平衡感覚を司る前庭や視覚などが機能しているか、めまいやふらつきなど平衡障害を調べる検査です。赤ちゃんには無理で、立って歩ける子どもが対象になります。子どもの揺れ方に伴い、前景が動いたり、起立台が傾斜します。また、起立台を水平移動させたり、傾斜させてその反応をみます。検査の場所平衡機能検査...

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心電図検査

心臓の筋肉が収縮するごとに発生する微量の活動電流の変化を図形に記録する検査です。手軽に、心臓の動きがわかるので、心臓病、血液・免疫の病気などが疑われるとき、よく行われます。24時間、心電図をとる検査(ホルター心電図)は、小さなランチボックスのような心電図の機器をいつも身につけて行います。検査の場所心...

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心臓カテーテル検査

鼠径部から心臓の中にまで、カテーテル(特殊なプラスチックでできている細い管)を入れて行う検査です。造影剤を入れてX線撮影をし、心臓の形(心室や弁の動きなど)や血液の逆流がないかを診る心臓内の圧を測る心臓内の血液の酸素濃度を測るなど、いろいろな情報が得られます。また、血管や弁の狭窄部分を広げる治療も、...

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心エコー検査

高い周波数の超音波を使って心臓の形と動きを画像化し診断するのが、心エコー(心臓超音波検査)です。心エコーは腹部エコーより速い動きをとらえられるようにできています。簡単な検査で、聴診器の先のようなものを胸にあてるだけでできます。検査の場所心臓超音波機器がある場所(外来、超音波検査室など)検査のやり方腹...

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眼底検査

眼底には、網膜(目をカメラと考えるとフィルムにあたる)と、視神経の入り口があります。ですから、赤ちゃんや子どもでは、網膜剥離など眼底の病気、硬膜下出血など頭蓋内の病気を疑われるとき眼底検査を行います。人間の体の中で直接血管を観察できるのは眼底だけなので、糖尿病などの全身的な病気の検査にも使われます。...

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視力の検査

視力検査というと、視力検査表の文字やランドルト環(円の一部が切れている図形)を上から順番に読んでいくイメージがありますが、文字が読めない赤ちゃんや小さい子どもにはその検査は通用しません。赤ちゃんや子どもの視力を測るには、まずその子が興味を持たないと視力検査が成立しません。ですから、お医者さんは、子ど...

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弱視の検査・訓練

弱視の検査・訓練用の、ロカリザトール・コレクトールという機械で行います。弱視は、目をよく使うことが治療になりますから、検査を繰り返しすることは訓練にもなります。検査のやり方子どもはロカリザトール・コレクトールを置いた机の前に座ります。そこに、いろいろな模様のある板状のものを置き、下から光をあてます。...

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両眼視機能検査

左右の目でものを見ると、それぞれの目に像ができますが、そのふたつの像を頭の中でひとつの像に統合することで初めてものを立体的に見ることができます。この検査も、検査であると同時に訓練もできます。検査のやり方子どもは、両眼視機能検査の機械の前に座り、あごを台の上にのせ左右の目はそれぞれ機械のレンズに近づけ...

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尿検査

尿には体に不必要な成分を体の外に出す役割と、体の体液量を調節する役割があります。尿は腎臓の糸球体で作られるので、尿を検査すれば腎臓の異常がわかります。また、尿は尿管を通って膀胱、尿道にためられてから排泄されますから、尿管や膀胱、尿道に異常があったり、細菌感染を起こしていると、尿に細菌が混じったり、尿...

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血液検査

血液は全身のすみずみまで循環して生命を守るために必要な物質を運ぶと同時に不要になった老廃物を運ぶ役割も果たしています。そのため、体内でなにか変化が起こると血液の成分にも変化が起こります。ですから、血液検査はなにか病気が疑われるときはよく行われます。血液中の血球の数量を調べる血算検査で、白血球が増えて...

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アレルゲン検査

アレルギーの原因となるアレルゲンをみつける検査で、いくつかの方法があります。アレルゲンと疑われている物質を皮膚に塗る皮膚試験アレルゲンと疑われている食物を1〜2週間食べない除去試験それをまた食べてみる誘発試験(負荷試験)血清とアレルゲンを混ぜ抗体の量を調べるラスト法などです。しかし、いろいろな検査を...

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その他の検査

血管に造影剤を流して、連続的にX線撮影をして、頭や腹部の病変を調べる(頭部・腹部)血管造影検査。髄液を採取して細胞数、糖、タンパクを調べる髄液検査。どのくらいの高さの音が聞こえているかを調べる聴力検査。などなど赤ちゃんや子どもに関係するような検査は結構たくさんあります。病気の原因や状態をよく知るには...

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