赤ちゃんや乳幼児が病気や怪我をすると心配ですよね。



風疹(三日ばしか)(ふうしん)

母と子

原因:風疹ウィルスの飛沫感染。学童に多く見られます

 

風疹ウィルスが患者のせき、くしゃみなどで飛び散り、それを吸い込んで感染します。

 

発疹が出てから5〜7日ぐらいは感染源になります。

 

感染してから発症するまでの期間は2〜3週間です。

 

感染力ははしかほど強くありません。

 

幼児期にかかることは少なく、学童期に多く見られます。

 

1度かかれば2度とかかりません。

 

感染しても約30%ぐらいの人は症状が出ません(無症状感染)

 

症状:発熱とともに顔などに赤い発疹が出ます。

 

軽い発熱(40〜60%は熱が出ません)とともに、耳の後ろや首のリンパ節が数個、小指の頭くらいにはれ、押すと軽い痛みがあります。

 

小さくブツブツとした発疹が、顔や首に出てすぐに全身に広がります。

 

熱が出ないこともあり、初期には診断がつけにくいのですが、血液中の抗体検査をすれば診断がつきます。

 

症状は軽く、名前のとおり熱も発心も3〜4日で治ります。

 

耳の後ろや首のリンパ節のはれは3週間以上続くこともありますが自然に治ります。

 

のどが赤くなったり結膜炎をおこして目が赤くなることもあります。

 

せき・のどの痛み・頭痛があることもあります。

 

治療:家庭で安静にしていれば自然に治ります

 

風疹だとわかったら家庭で安静にしていれば大丈夫です。

 

熱が出て、ひどく食欲がない、機嫌が悪いなどの場合は解熱剤を使うこともありますが、38度ぐらいまでなら解熱剤はほとんどつかいません。

 

のどの痛みはひどくありませんので、食事の注意は消化のよいものを食べさせるよう心がけるくらいで大丈夫です。

 

合併症:流行中は血小板減少紫斑病、貧血を起こすことも

 

風疹は一般的には症状の軽い病気ですが、流行しているときは合併症が見られることもあります。

 

数千人に1人という程度ですが、突発性血小板減少性紫斑病、貧血、脳炎、髄膜炎などです。

 

大人によく見られる関節炎(5?30%)は、こどもにはまれです。

 

特に心配なのは、妊娠初期に感染すると、おなかの赤ちゃんに先天性風疹症候群をおこすことがあることでしょう。

 

予防:予防接種を1歳から受けることができます。

 

生後12か月〜90か月未満の間に、1回定期摂取(予防接種)をしますが、3歳ごろまでに受けておいた方がよいでしょう。


先天性風疹症候群

妊婦が妊娠初期に風疹にかかったのが原因で、生まれた赤ちゃんにいろいろな先天異常を起こすものです。

 

目では先天白内障・小眼球、耳では難聴、心臓では心室中隔欠損症や心房中隔欠損症など、中枢神経の異常では小頭症。

 

運動発達遅滞が起きます。

 

低出生体重児で生まれてくることもしばしばあります。

 

妊婦が風疹に感染して胎児に影響が出る確率は、妊娠1か月以内で約5割、3か月以内で約2割、6か月以降は感染しても先天異常はほぼおきません。

 

妊娠・出産を考える女性は、血液検査で風疹の抗体を調べ、抗体がない場合は妊娠していないことを確かめたうえで予防接種をするとよいでしょう。



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