赤ちゃんや乳幼児が病気や怪我をすると心配ですよね。



知的障害(ちてきしょうがい)

母と子

こんな病気:全般的な知的発達が遅れます

 

全般的な知的機能(知能)が有意に平均より低く、そのために周りにうまく適応できない場合を知的障害(精神遅滞)といいます。

 

知能の測定法には、いくつかの方法があり、それぞれの方法で測定値が若干異なることは珍しくありませんが、便宜上知能指数(IQ)が70以下を知的障害のレベルとしています。

 

このうち大多数はIQが50以上の軽度の知的障害です。

 

原因:原因はわからないことの方が多いです

 

遺伝的な素因が関係していると思える場合もありますが、はっきりとした原因がわからないことが多いです。

 

しかし、中には

 

  • 出征前の要因として先天性代謝異常、染色体異常、脳の形成異常、先天感染
  • 出生後の脳障害として、脳炎、髄膜炎、急性脳症の後遺症や難治性てんかんなど

 

が原因と考えられる例もあります。

 

症状:言葉を話したり、理解するのが遅れます。

 

大部分は、幼児期から言葉の遅れがみられ、言葉の数や、2語文を使えるかどうかなどの発語面だけでなく、親が話しかける内容がわかっているかどうかという理解面も遅れるのが特徴です。

 

しかし、言葉の発達には個人差が大きいので、本当に遅れていると判断できるのは3歳ごろです。

 

また、乳幼児健診で行われる型はめパズルやペグ刺しといった手指を使う課題ができるようになるのも遅れることが多く、年齢相当の遊びができなくて、遊びや興味が幼いといった特徴もみられます。

 

精神的な発達は、年齢が小さいほど未分化です。

 

知的障害は、乳児期や幼児早期には、自閉症や特異的発達障害(全般的な知的遅れではないのに、学習能力がアンバランスのため、就学後の読み・書き・算数といった文字学習に困難をきたすもので学習障害とも呼ばれます)でもよく似た症状を示すため、正確に区別することが難しいことがあります。

 

知的障害では、情緒の発達にも遅れがみられることが多いので、乳児期や幼児期前半期には、あやすと笑うかどうか、親しい人の顔をじっと見つめるかどうか、人見知りをするかどうかといった情緒面での情報が大切です。

 

治療:たっぷり遊んだり、話しかけたりすることが大切です

 

人間が生きていく上で必要な能力は多種多様です。IQは測定できる知的レベルであって、その子が本来もっている能力のすべてを示すわけではありません。

 

環境を整えてあげることで、その子のもっている能力を最大限に引き出してあげることが大切です。

 

遊びの教室などに参加して、ほかの親子とも交流しながら、まず親が自分の子のありのままの姿を受け入れてあげることから始めましょう。

 

そして、愛情をもって子供に話しかけたり、一緒に遊んだり、さまざまな働きかけを通して、豊かな刺激を与えていくことが、その子の潜在能力を最大限に引き出していくことにつながります。




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